山本悠司 (柔道)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/20 08:34 UTC 版)
| 獲得メダル | ||
|---|---|---|
| 柔道 | ||
| ユニバーシアード | ||
| 銅 | 2015 光州 | 73kg級 | 
| 世界ジュニア | ||
| 銀 | 2014 フォートローダーデール | 73kg級 | 
| 世界ジュニア団体 | ||
| 金 | 2014 フォートローダーデール | 73kg級 | 
山本 悠司(やまもと ゆうじ、1995年10月31日 - )は、北海道出身の、日本の柔道選手である。階級は73 kg級。身長172 cm。血液型はA型。段位は二段。組み手は右組み。得意技は背負投。現在は旭化成所属[1]。
経歴
柔道は6歳の時に池田柔道少年団で始めた[1]。池田中学3年の時に全国中学校柔道大会73kg級で3位になった。帯広農業高校に進むと、2年の時にインターハイで2位となった。全日本ジュニアでは3位だった。全国高校選手権では優勝を飾った[1]。3年のインターハイでも優勝を果たしたが、全日本ジュニアでは2位にとどまった。
2014年に天理大学に進むと、1年の時には全日本ジュニアで優勝を果たした[1]。続く世界ジュニアでは決勝まで勝ち進むも、韓国の安昌林に合技で敗れて2位に終わった[2][3]。団体戦では決勝のグルジア戦で一本勝ちするなどしてチームの優勝に貢献した[4][5]。2年の時にはユニバーシアードの個人戦準決勝で安に敗れて3位にとどまった。団体戦では優勝を飾った[6]。全日本ジュニアでは2連覇を達成した[7]。世界ジュニアでは初戦でロシアの選手に敗れた[8]。団体戦では決勝のグルジア戦で勝利してチームの優勝に貢献した[9]。3年の時には東アジア選手権で優勝を飾った。団体戦でも優勝した[10][11]。4年の時には階級を81kg級に上げると、学生体重別で初優勝を飾った[12]。講道館杯では3位だった[13]。グランドスラム・東京では3回戦で敗れた[14]。2018年からは旭化成所属となった[1]。2021年の実業個人選手権で優勝した[15][16]。その翌週には全日本選手権に出場するも、2回戦で敗れた[17]。現役引退後の2025年10月に天理大学の監督に就任した[18]。
戦績
73kg級での戦績
- 2010年 - 全国中学校柔道大会 3位
 - 2012年 - インターハイ 2位
 - 2012年 - 全日本ジュニア 3位
 - 2013年 - 全国高校選手権 優勝
 - 2013年 - インターハイ 優勝
 - 2013年 - 全日本ジュニア 2位
 - 2013年 - エクサンプロヴァンスジュニア国際 優勝
 - 2014年 - ブレーメンジュニア国際 3位
 - 2014年 - ロシアジュニア国際 優勝
 - 2014年 - 全日本ジュニア 優勝
 - 2014年 - 世界ジュニア 個人戦 2位 団体戦 優勝
 - 2015年 - ユニバーシアード 個人戦 3位 団体戦 優勝
 - 2015年 - 全日本ジュニア 優勝
 - 2015年 - 世界ジュニア 団体戦 優勝
 - 2015年 - 講道館杯 7位
 - 2016年 - 東アジア選手権 個人戦 優勝 団体戦 優勝
 
81kg級での戦績
(出典[1]、JudoInside.com)
脚注
- ^ a b c d e f 「柔道全日本強化選手名鑑 2018」近代柔道 ベースボールマガジン社、2018年4月号
 - ^ 玉置が優勝=柔道世界ジュニア 時事通信 2014年10月24日
 - ^ Junior World Championships, Fort Lauderdale 2014 DAY 2[リンク切れ]
 - ^ 世界ジュニア 日本が男女とも団体V 産経新聞 2014年10月27日
 - ^ Junior World Championships, Fort Lauderdale 2014 DAY 5[リンク切れ]
 - ^ 日本、柔道団体は男女とも金 光州ユニバ 日本経済新聞 2015年7月8日
 - ^ 山本、舟久保ら優勝=全日本ジュニア柔道 時事通信 2015年9月12日
 - ^ Junior World Championships 2015, Abu Dhabi - DAY 2
 - ^ World Judo Team Championships Juniors 2015
 - ^ 江畑、小山ら優勝=柔道東アジア選手権 時事通信 2016年7月2日
 - ^ 日本男子、団体でV=柔道東アジア選手権 時事通信 2016年7月3日
 - ^ 能智、新添ら優勝=全日本学生体重別柔道 時事通信 2017年9月30日
 - ^ 平成29年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
 - ^ Grand Slam Tokyo 2017
 - ^ 竪山が60キロ級優勝 全日本実業柔道 時事通信 2021年12月19日
 - ^ 第51回 全日本実業柔道個人選手権大会結果
 - ^ 令和3年全日本柔道選手権大会
 - ^ 天理大柔道部・穴井隆将監督が退任へ「悔いなく満足」 サンケイスポーツ 2025年10月19日
 
外部リンク
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