山口宗季とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 山口宗季の意味・解説 

山口宗季

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 00:05 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
山口宗季筆『神猫図』(沖縄県指定有形文化財、那覇市歴史博物館所蔵)

山口 宗季(やまぐち そうき、康熙11年11月3日1672年12月21日) - 乾隆8年2月2日1743年2月25日))は、琉球王国画家は子敬、は雲谷、後名は保房。唐名呉 師虔(ご しけん)。

概略

19歳で王府の絵師になる。31歳のとき福州に留学し、福州第一の絵師といわれた孫億や順梁亨、鄭大観に師事した。

帰国後は絵師主取となって薩摩藩主への進上品や御後絵(国王の肖像画)などを製作したほか、清より朱肉の製法を伝え、初めて国内での製造に当たった。72歳で没した。作品に『四季翎毛花卉図』などがある[1][2]

弟子に殷元良らがいる。

主な作品

以下の作品は沖縄県の有形文化財に指定されている(那覇市の所有で、那覇市歴史博物館所蔵)。

『沖縄文化の遺宝』所載の作品

鎌倉芳太郎『沖縄文化の遺宝 写真編』(岩波書店)には、呉師虔の名義の絵画の写真が掲載されている。

  • 『四季翎毛花卉図鑑』(p. 252 - 253)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ デジタル版 日本人名大辞典+Plus
  2. ^ 朝日日本歴史人物事典
  3. ^ X 国・県・市町村指定文化財 - 沖縄県教育庁文化財課『文化財課要覧(平成27年度版)』(PDF)

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「山口宗季」の関連用語

1
14% |||||


山口宗季のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



山口宗季のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの山口宗季 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS