属を識別する特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/20 03:05 UTC 版)
「エラフロサウルス」の記事における「属を識別する特徴」の解説
記相(diagnosis)とは生物種(分類群)を他の全ての生物から正確に識別するための解剖学的特長の説明である。全てではないがいくつかの記相となる特徴は固有派生形質である。固有派生形質とはその生物種あるいは分類群のみで獲得された識別可能な固有の解剖学的特徴である。 Rauhut (2000)に拠ればエラフロサウルスは以下の特徴で識別される。 頸椎に側面腹側の薄板があり、側腔の腹側と境界をなしている。 頸椎の腹側が顕著に凹んでおり、腹側の縁は前方の関節面の中間より上から最高点にかけてアーチ状になっている。 腸骨のbrevis fossaが極端に広がっていて、brevis shelfがほぼ水平な側面のフランジになっている。 坐骨の近位端がtriangular bootへ極度に広がっている。
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