局所磁場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/12 19:51 UTC 版)
「SGR 0418+5729」の記事における「局所磁場」の解説
2009年8月12日に0.2keVから10keVの範囲で約20時間 XMM-Newton によって観測されたデータを中心に、RXTE を加えて分析した結果、一時的にX線の量が少なくなるタイミングがある事が判明した。これは自転周期と一致している。このことから、直径20km程度の SGR 0418+5729 の表面に数百m程度の強い局所磁場が存在するのではないかと推定された。このような局所磁場の観測は初めてである。その強さは100億Tから1000億Tと推定された。これは双極磁場の100倍以上であり、双極磁場で、発見されている中で最も強い磁場を持つ SGR 1806-20 にも匹敵するものであった。
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