小額通貨の紙幣化率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 09:01 UTC 版)
第二次世界大戦時の小額政府紙幣の五十銭紙幣については、ピーク時(1943年(昭和18年)頃から1947年(昭和22年)頃まで)には額面金額50銭の通貨の発行高のうち90%以上が紙幣化されており、流通上も特段の問題なく使用されていた。 一方で、公衆電話・自動販売機(自動券売機)などで十銭硬貨・五銭硬貨の需要があった上、特に流通が激しく損傷しやすい状況にある十銭紙幣・五銭紙幣の紙幣化率はピーク時(1949年(昭和24年))でも発行高のうち35%に満たない程度となっており、実態としては製造中止された十銭硬貨・五銭硬貨も並行して根強く流通している状態だった。
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