小田原貴とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 小田原貴の意味・解説 

小田原貴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/23 10:04 UTC 版)

小田原 貴
名前
カタカナ オダワラ タカシ
ラテン文字 Odawara Takashi
基本情報
国籍 日本
生年月日 (1992-12-03) 1992年12月3日(31歳)
出身地 東京都府中市
身長 184cm
選手情報
在籍チーム プリヤ・カーン・リーチ・スヴァイリエンFC
ポジション MF
背番号 61
ユース
2005-2007 府ロク
2008-2010 トリプレッタ
2011-2014 東京農業大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2015-2017 JPボルテス 25 (10)
2018-2019 ダバオ・アギラス 10 (2)
2019-2020 セレス・ネグロス/ユナイテッド・シティ 20 (3)
2021 マジヤ
2022- プリヤ・カーン・リーチ・スヴァイリエン 23 (1)
1. 国内リーグ戦に限る。2019年8月1日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

小田原 貴(おだわら たかし、1992年12月3日 - )は、東京都府中市出身[1] のサッカー選手。ポジションはMF

クラブ歴

府ロクジュニアユースからトリプレッタユースを経て東京農業大学に進学した[2]。大学では造園を専攻した[3]

大学卒業後、先輩の伝手で2015年に当時フィリピンJPボルテスFCに加入[3][4][5][6]。加入1年目のシーズンにクラブはユナイテッド・フットボールリーグ2部で2位となり、入れ替え戦を経て1部に昇格を果たした。

2018年にダバオ・アギラスFCに移籍[7]。しかし、クラブは新リーグ構想の混乱が原因で同年末に活動休止してしまう。

半年以上の無所属期間を経て、2019年8月2日にセレス・ネグロスFCへの加入が発表された[8][9]。この年、セレス・ネグロスはリーグとコパ・パウリーノ・アルカンタラの二冠を達成し、小田原にとって初のタイトル獲得となった。

2020年1月14日、AFCチャンピオンズリーグ2020予選1回戦のシャン・ユナイテッドFC戦に出場して国際大会デビューを果たした[10]。クラブはプレーオフまで勝ち進んだが、1月28日に行われたプレーオフでFC東京に0-2で敗れてAFCカップ2020本戦に出場することになった。2月11日に行われたグループステージ初戦のプリヤ・カーン・リーチ・スヴァイリエンFC戦で4-0の勝利を収めたが、この試合で14分に国際大会で初となる先制ゴールを決めた[11][12]

エピソード

  • FC東京のファンで家族全員がソシオ会員になっている[1]。幼少期のアイドルはアマラオであった。2020年1月28日、セレス・ネグロスの選手としてFC東京とAFCチャンピオンズリーグ2020のプレーオフで対戦し0-2で敗れたが、試合後にFC東京のゴール裏へ挨拶に行き、勝利の儀式を行って一礼すると、去り際にFC東京サポーターから小田原コールが送られた。その際「ピッチから見上げたサポーターの姿は素晴らしかった。ここで育ったんだなと思った。サポーターからも名前を呼んでもらってうれしかった」「東京サポは僕の中で日本1だと再認識しました」と語っている[13][14]

タイトル

セレス・ネグロス

参考文献

  1. ^ a b 佐々木裕介 (2020年1月25日). “対戦相手MFは生粋の東京ファン!? ACLプレーオフ、FC東京に挑むフィリピン王者の正体とは?”. サッカーダイジェスト. 2020年1月25日閲覧。
  2. ^ OB情報”. 府ロクジュニアユース. 5 September 2019閲覧。
  3. ^ a b 元U-20W杯戦士も在籍。フィリピンリーグに参戦、日本人を中心としたクラブの挑戦” (30 September 2017). 5 September 2019閲覧。
  4. ^ Rare hat-trick lifts Marikina”. Manila Bulletin (2 June 2017). 7 January 2019閲覧。
  5. ^ Melliza on a roll as Stallion wins second game”. FastBreak (24 July 2017). 7 January 2019閲覧。
  6. ^ JPV Marikina drub Global Cebu, 5-2”. FastBreak (14 August 2017). 7 January 2019閲覧。
  7. ^ Chrisian Jacinto (2018年2月26日). “Davao Aguilas cap busy offseason in signing new recruits Dennis Villanueva, Grommen, Matas”. Spin.ph. 2020年2月17日閲覧。
  8. ^ NEW SIGNINGS TO BOLSTER CERES-NEGROS IN SECOND HALF OF THE SEASON”. セレス・ネグロスFC (2019年8月2日). 2020年2月17日閲覧。
  9. ^ 池田宣雄 (2019年8月2日). “移籍情報|ダヴァオ・アギラスに所属していた日本人MF小田原貴がセレス・ネグロスに加入”. フットボールフィリピン. 2020年2月17日閲覧。
  10. ^ ACL2020: ODAWARA, ONE STEP AWAY FROM FOOTBALLING DREAM”. セレス・ネグロスFC (2020年1月18日). 2020年2月17日閲覧。
  11. ^ Paolo Del Rosario (2020年2月11日). “Ceres-Negros up and running in AFC Cup 2020 with Preah Khan Reach Svay Rieng rout”. ESPN. 2020年2月17日閲覧。
  12. ^ Jonas Terrado (2020年2月12日). “AFC Cup: Ceres-Negros opens campaign with convincing win over Cambodia’s Svay Rieng”. Manila Bulletin. 2020年2月17日閲覧。
  13. ^ 2人の日本出身選手が想いぶつけた凱旋マッチ…“生粋のFC東京ファン”小田原「東京サポは日本1」”. ゲキサカ (2020年1月29日). 2020年1月30日閲覧。
  14. ^ 山下幸志朗 (2020年1月30日). “FC東京サポーターだったセレス・ネグロスの小田原がたどり着いた夢舞台”. サンケイスポーツ. 2020年1月30日閲覧。

関連項目

外部リンク


小田原 貴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/23 17:58 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
  1. 転送 小田原貴

「小田原 貴」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「小田原貴」の関連用語

小田原貴のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



小田原貴のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの小田原貴 (改訂履歴)、小田原 貴 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS