小浜市と象
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 21:26 UTC 版)
小浜市は「初めてゾウが来たまち小浜」としてPR活動を行っている。2001年(平成13年)4月1日制定の小浜市民憲章では「日本で初めて象が来たまち」と謳っており、小浜市役所1階の市民ホールには南蛮屏風ふうに作画された「初めてゾウが来た港の図」が展示されている。 中世の小浜にはいくつかの湊があり、象の上陸地点についてははっきりしない。古い時期の湊のひとつとして、内外海半島の付け根に当たる古津(現在の小浜市阿納尻)があるが、その隣の甲ヶ崎地区に「象つなぎ岩」と呼ばれる岩がある。この「象つなぎ岩」は亜烈進卿の象と結びつけて紹介されており、甲ヶ崎あるいは古津に上陸した象をつないだとされている。小浜市では市内各所に「ゆかりの偉人」を紹介する看板を設置しているが、象つなぎ岩の傍らに「亜烈進卿」(施進卿)を紹介する看板が建てられている。
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