小林桂とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 音楽家 > 歌手 > 日本の歌手 > 小林桂の意味・解説 

小林桂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/09 07:44 UTC 版)

小林 桂(こばやし けい、1979年5月9日 - )は日本の男性ジャズボーカリスト東京都出身。

来歴

祖父は村上一徳(ジャズ・スティールギター奏者)、父は小林洋(ジャズピアニスト・アレンジャー)、母は村上京子(ジャズ・ボーカリスト)という家系の次男として生まれ、幼少期よりジャズに親しむ環境に育つ。

3歳の時に遊園地で観たミュージカルがきっかけで、デューク・エリントンの音楽をテーマにした舞台映像を観て夢中になり、5歳にして将来音楽の舞台に立つ事を宣言したと言われている。

5歳からクラシック・バレエの舞台経験を数々したのち、12歳でミュージカルに主演するなど、ジャズ以外のダンスの世界でも話題に。その後15歳の時には、ジャズ・ボーカリスト、ジャズドラマーとして都内のライブハウスで活動し、ジャズプレイヤーの間で注目を浴びるようになっていた。

16歳の時に、阪神・淡路大震災チャリティー・コンサートで、ハービー・ハンコックら世界の一流アーティストとの競演を果たす。17歳に、初のミニアルバム『K列車で行こう〜17歳のジャズ』(ユニコム)発売。

その後、18歳にフルアルバム『18/P.S. I LOVE YOU』(ネクストレコード)を発売。19歳でフルアルバム『My romance』を録音(後の2004年にEMI Music Japanより発売)。20歳でメジャーデビュー・アルバム『ソー・ナイス』(東芝EMI)を発売。このアルバム発売後、「天才ジャズヴォーカリスト・小林桂」の名で全国的に知られるようになり、ジャズ・ボーカル・ブームをメディア間に巻き起こす。

以後、25歳までに11枚のフルアルバム、1枚のマキシシングル、さらにニューヨーク・ブルーノートでのライブDVD、東京・オーチャードホールでのライブDVDなどを発表する。

2010年、ポニーキャニオンに移籍。ポニーキャニオンにて自己のレーベル「twinKle note」を立ち上げ、更に多くのリリースを重ねる。

2016年にはリクエストの多い名曲を集めたアルバム「ザ・スタンダード」、2017年には「ザ・スタンダードII」をリリース、通算20枚目のアルバムとなる。

2018年、「音楽生活25周年記念ツアー」を小林桂クインテットにて実施。

現在は自身と同世代のバンドメンバーから成るユニットでの活動を中心に全国的に演奏活動を展開中。

ジャズスタンダードの伝道師として、原曲の美しさを活かす曲解釈、またスキャットでミュージシャンと対等にインプロヴァイズして行くヴォーカル・スタイルは幅広いリスナー、ミュージシャンから支持され続けている。

賞歴

その他

脚注

  1. ^ “スタッフ・キャスト”. メトロポリス 公式サイト. https://www.bandaivisual.co.jp/metropolis/staff.html 2016年5月5日閲覧。 

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「小林桂」の関連用語

小林桂のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



小林桂のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの小林桂 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS