小林修 (化学者)とは? わかりやすく解説

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小林修 (化学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/07 05:03 UTC 版)

小林 修こばやし しゅう
生誕 (1959-06-13) 1959年6月13日(63歳)
研究分野 有機化学
研究機関 東京大学
出身校 東京大学
主な業績 水を溶媒とした有機合成
主な受賞歴 受賞の項目を参照
プロジェクト:人物伝
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小林 修(こばやし しゅう、1959年6月13日[1] - )は、日本の有機化学者東京大学大学院理学系研究科教授。理学博士溶媒とした有機合成研究で知られる。水中で安定なルイス酸の開発、水中での不斉合成反応など多数の成果を上げている[1]。高分子固定化触媒などの研究も行っている。

武蔵高等学校卒業後、1983年に東京大学理学部化学科を卒業[1]、1987年に同大学院理学研究科博士課程中退[1]。同年より東京理科大学理学部にて助手講師助教授を歴任[1]後、2001年には東京大学大学院薬学系研究科教授に就任[1]。2007年より現職。

国内外を問わず多数の受賞歴がある。2006年にC.S. Hamilton Award受賞。日本人としては野依良治に次ぎ二番目である。また同年にHoward Memorial Lecturerに選出される。日本人として初である。

受賞

脚注

  1. ^ a b c d e f 日本IBM科学賞 歴代受賞者一覧”. 日本IBM. 2012年1月31日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h 小林 修 Shu Kobayashi”. Chem-Station. 2017年8月14日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i Message”. 東京大学大学院理学系研究科/有機合成化学研究室. 2017年8月14日閲覧。
  4. ^ 「秋の褒章 775人27団体」『読売新聞』2020年11月2日朝刊
  5. ^ 『官報』号外第230号、令和2年11月4日

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