須貝威
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/15 04:26 UTC 版)
須貝 威(すがい たけし)は、化学者、農学博士。慶應義塾大学名誉教授。
人物紹介
東京大学農学部農芸化学科卒業(1981)、同大学大学院修士課程農学系研究科 農芸化学専門課程修了(1983)、同大学大学院博士課程農学系研究科農芸化学専門課程中退(1984)。農学博士(1987、東京大学)。慶應義塾大学理工学部化学科助教授を経て,2008年同薬学部教授。第36期(前期)慶應義塾評議員、2024年3月定年退職。
現在、慶應義塾大学名誉教授、東京大学総括プロジェクト機構2025年度特任研究員(小林修教授 主宰、科研費基盤S「水を中心とする有機化学=アクア有機化学の構築」研究員)。
有機合成化学協会 会長(2025-2026年度)。
研究分野は、有機合成化学、生物触媒化学、生物有機化学、糖鎖生命科学。
COE採択メンバー。21世紀COEプログラム・化学・材料科学分野、ライフコンジュゲートケミストリー。
「酵素触媒の選択性を活用した有用物質合成法の開拓」により、有機合成化学協会から2019年度の有機合成化学協会賞(学術的なもの)を受賞。
「高校生から大学生までを惹きつける生物有機化学と実験」により、日本化学会から2020年度の化学教育賞を受賞。
「医薬品合成における官能基・位置・立体選択的反応の開拓」により、日本薬学会から2024年度の学術貢献賞を受賞。
外部リンク
固有名詞の分類
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