小出正子とは? わかりやすく解説

小出正子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/21 08:52 UTC 版)

小出 正子(こいで まさこ、本名・高橋正子。1974年1月3日 - )は、元陸上競技マラソン選手。千葉県出身。2001年ロッテルダムマラソンで2位に入るなど、国際舞台で活躍した。中央大学卒業。父は小出義雄、夫は高橋健一

略歴

市立船橋高校[1]中央大学を経て積水化学入社。市立船橋同期に杉村奈美(のちリクルート。1500m元日本記録保持者[2]、元ジュニア日本記録保持者[3]、及び現U20日本記録歴代3位[4])、中大陸上部同期に谷川聡、徳田由美子(800m元日本記録保持者[5])、全日本大学女子駅伝で共に優勝メンバーの鈴木真紀らがいた。

積水化学入社後に頭角をあらわし、1997年北海道マラソンで2時間36分51秒をマークし4位に入る。

1998年全日本実業団女子駅伝では松本こづえ・那須川瑞穂宮崎安澄・大西昭代・高橋尚子・小出とつなぎ、2時間16分19秒で3位入賞。小出は6区6.595Km(アンカー)に出走し、21分24秒の区間4位の好走をみせ3位入賞に大きく貢献した。

2001年のロッテルダムマラソンでは2時間28分28秒の自己ベスト記録をマーク、ケニアのスーザン・チェプケメイについで2位に入る大健闘をみせた。また、国際千葉駅伝にも出場。千葉真子・那須川瑞穂・吉田香織・平山千絵・鈴木唯・小出とつないで外国勢相手によく健闘し、2時間21分22秒で5位入賞を果たした。

2002年長野マラソンでは2時間32分21秒の記録で4位に入る。その後、高橋健一との結婚を機に第一線を退いた。現在は、佐倉アスリート倶楽部スタッフとして後進の指導にあたっている。

脚注

  1. ^ 全国高校駅伝 1990年第2回女子大会記録 毎日新聞社
  2. ^ 日本女子1500m歴代ランキング 陸上競技|YGO-JAPAN UPDATE:2023/03/04
  3. ^ 日本陸上競技選手権大会の記録一覧 (女子)#1500m参照。
  4. ^ 1500メートル競走#U20日本歴代10傑参照。
  5. ^ 1992年、大学1年時の1992年日本選手権で橋本晴子(大昭和)をわずかに振り切り800mで優勝、及び同日本記録を樹立した(日本陸上競技選手権大会の記録一覧 (女子)#800m、及び日本女子800m歴代ランキング (陸上競技|YGO-JAPAN UPDATE:2023/03/04) 参照)。

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