小井戸秀宅
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小井戸 秀宅(こいど しゅうたく、本名での読み:こいど ひでいえ、1936年10月4日 - )は、日本の振付師、演出家[1]。
来歴
群馬県出身。母方の実家は富岡市の芝居小屋「中村座」[2]。群馬県立富岡高等学校卒業後に上京し[2]、日劇ダンシングチームに入団する予定が叶わず、日劇ミュージックホールに入団[2]。スタジオナンバーワンダンサーズの一員として、ステージダンサーの経験を積む。
その後、『光子の窓』、『シャボン玉ホリデー』などのテレビ番組に出演し、振付師の仕事に携わる。
1974年 - 1994年の間、レストランシアターの「赤坂コルドンブルー」で、歌手・タレントのステージ演出・振付も行っていた。 富岡祭り盆踊振り付け。2017年現在、富岡製糸場観光大使。TBS系列で現役活躍中。妻は寿美花代の妹[3]。
ダンサー・振付師の仲間だった藤村俊二は、小井戸について「いい意味で羞恥心がなく、(ダンサーに例えると)ジーン・ケリーのようなタイプ。フレッド・アステアではない」と述べている[2]。
振り付けを担当した芸能人の一例
- ザピーナッツ
- 坂本九『明日があるさ』(1963年)
- 郷ひろみ『男の子女の子』(1972年)
- フォーリーブス(1973年、第45回ウエスタン・カーニバル 「フォーリーブスショー」 北公次と共に振付を担当)
- プリンセス天功(ワールドツアーなど)
振り付けを担当した番組の一例
- 夢をそだてよう(1963年 - 1964年)
- 第33回日本レコード大賞(1991年)
- オルトレ・イ・チンクワンタ(1993年 - 1994年)
- NHK紅白歌合戦(例年、一部の歌手のバックダンサーの振付を担当)
著書
- 『人生は、ショータイム―芸能界を踊らせつづけて50年、振付師・小井戸秀宅』(2004年、ブックマン社)[4]
参考文献
- 『AERA』1999年6月28日号
脚注
- ^ 2017小井戸秀宅|スポーツ選手(アスリート)/文化人のエージェント 東京 - 株式会社ウェベリック
- ^ a b c d 小井戸秀宅『人生はショータイム 芸能界を踊らせつづけて50年』ブックマン社、2004年6月10日、83-142頁。ISBN 9784893085498。
- ^ 高嶋政宏 (2024年12月18日). “パワフル過ぎる僕の叔父さん、振付師界のレジェンド・小井戸秀宅さんの米寿を祝う会 「オレ90歳なんだよね!」と踊る姿に愕然”. ZAK2. 産経デジタル. 2025年9月20日閲覧。 “僕の母、寿美花代の妹の旦那さんなので、完全なる親戚の叔父さんなんです!”
- ^ 原案として、2010年に舞台化された。 (舞台『人生はショータイム!』 公式ホームページ)
関連項目
外部リンク
- 小井戸秀宅(@koido_hideie) - Instagram
- 小井戸秀宅|スポーツ選手(アスリート)/文化人のエージェント 東京| - 株式会社ウェベリック
- 【小井戸秀宅さん86歳】ザ・ピーナッツなど数々のスターの振付師!レジェンドに学ぶ軽やかさ!!!!(河田町姉妹(平野早苗、小柳美江)のおしゃべりワイドショー、2022.12.02)- youtube
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