射程による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 02:02 UTC 版)
現在ある弾道ミサイルは以下のように分類することができる。ただしこの分類は厳格な定義では無い。MRBMを分類に入れない場合やSRBM-IRBMまでをまとめて戦域弾道ミサイル(TBM)と呼ぶ場合もある。現在のところ厳格に定義されているのは米ソ間におけるICBMのみである。 大陸間弾道ミサイル(ICBM) 射程約5,500km以上のもの。米ソ間で結ばれたSALT-IIでは、両国の首都地域(アメリカ合衆国東海岸とヨーロッパロシア)の距離を考慮して、前記距離が定義された。 中距離弾道ミサイル(IRBM) 射程3,000-5,500km程度のもの。 準中距離弾道ミサイル(MRBM) 射程1,000-3,000km程度のもの。 短距離弾道ミサイル(SRBM) 射程約1,000km未満のもの。 対艦弾道ミサイル(ASBM) 海上の艦船を対象としたもの。準中距離または中距離と同程度。
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