対物レンズ口径とは? わかりやすく解説

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対物レンズ口径

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 07:24 UTC 版)

双眼鏡」の記事における「対物レンズ口径」の解説

対物レンズ口径は双眼鏡視野明るさ影響する。星像など点光源明るさは対物レンズ口径の二乗比例するが、より一般的な面積を持つ対象物明るさは、対物レンズ口径を倍率割った射出ひとみ径 (en)の二乗比例する射出ひとみ径の二乗値は、メーカーによっては「明るさ」としてカタログ表記されている。射出ひとみとは双眼鏡眼か離し対物レンズ明る方に向けたとき接眼レンズに写る明るい円である。人間のひとみ径は暗夜でも7mm程度であり、7mm上の大きさ射出ひとみ径は無意味とされており、7mmより大きい射出ひとみ径を持つ双眼鏡極めて少ない。船舶用など夜間業務用には最大限射出ひとみ径である7mm射出ひとみを持つ7x50などの双眼鏡が、天体観測用としては射出ひとみ径が5-7mm程度のものが推奨されることが多い。天体観測用の場合は対物レンズ口径の絶対値も重要であり、50mm以上の口径好まれる人間のひとみ径は明る屋外では2mm程度であるため、屋外明るステージなどのみが観賞対象である場合には射出ひとみ径の大きさ必要以上に気にする必要はないが、一般的には4mm程度以上あった方が無難考えられている。

※この「対物レンズ口径」の解説は、「双眼鏡」の解説の一部です。
「対物レンズ口径」を含む「双眼鏡」の記事については、「双眼鏡」の概要を参照ください。

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