対物ミクロメーター
対物ミクロメーター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/24 15:16 UTC 版)
「スライドガラス」の記事における「対物ミクロメーター」の解説
顕微鏡での長さ測定の場合には接眼ミクロメーターを使用するが、それは相対的な尺度であるため、その1目盛の絶対的な長さを決定しなければ長さの測定ができない。そのために絶対的な長さを提供するものが、対物ミクロメーターである。これは基本的にはスライドガラスであり、中央部に10μmごとの目盛りが刻んであるプレパラートの形を取る。 かなり高価なものであり、通常は接眼ミクロメーターの校正のみに使用する。直接、試料を乗せて長さの測定を行うことはしない。
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