寺院の格式としての院家とは? わかりやすく解説

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寺院の格式としての院家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 04:19 UTC 版)

院家」の記事における「寺院の格式としての院家」の解説

宇多天皇出家して仁和寺入った際に、それに従った皇族院家衆と称したことに始まる。のちに、親王貴族出家して、その法系を継ぐ寺室を院家称するようになった鎌倉時代以降には、門跡付随する由緒ある寺院を指すようになった門跡寺院付属する院家代表的なものとしては延暦寺青蓮院興福寺一乗院大乗院醍醐寺三宝院南禅寺金地院相国寺鹿苑院などが挙げられるこうした院家からは凡僧排除され皇族・貴族身分学侶だけが止住許されていた。 また、新たに門跡寺院加えられ寺院自己の別院末寺院家として設定することも行われており、永禄3年1560年)には前年本願寺門跡寺院指定伴って摂津富田教行寺伊勢長島願証寺などの9ヶ所の末寺尊朝法親王によって院家として定められている。

※この「寺院の格式としての院家」の解説は、「院家」の解説の一部です。
「寺院の格式としての院家」を含む「院家」の記事については、「院家」の概要を参照ください。

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