寺内信とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 寺内信の意味・解説 

寺内信

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/07 14:38 UTC 版)

寺内 信(てらうち まこと、1933年8月9日[1] - )は、日本建築計画学者・建築史家まちづくり専門家大阪工業大学工学部建築学科元教授。工学博士京都大学)。日本都市計画学会総務委員会元委員[2]

専門は建築計画建築史都市計画まちづくり

来歴

京都工芸繊維大学に進学し[3]、1957年に卒業する[4]大阪市立大学(現:大阪公立大学大学院に進み[5]川名吉エ門の指導を受ける[6])、1959年に同大学院修士課程を修了した[4]

1960年に日本住宅公団大阪支所[7]大阪府企業局勤務[8]などを経て、1966年に大阪工業大学工学部建築学科講師となる。大阪工業大学では助教授(1973年)を経て、同学科教授に就任した[9]

1993年に京都大学大学院工学研究科より論文「大阪における長屋建住宅建設と市街地形成の近代化過程に関する研究」で工学博士号を取得した[10]

大阪工業大学在職中は約35年間教鞭を執り、初期の建築計画・建築史、都市計画・まちづくり学の研究・育成を手がけた[要出典]。2001年に大学を退職した[9]

主な所属学会は、日本建築学会日本都市計画学会。主な受賞は、日本都市計画学会石川賞(1998年:豊中市史編さん委員会集落・都市部門委員会との共同執筆者)[11]

著書

  • 『大阪の長屋 - 近代における都市と住居』LIXIL出版、1992年

主な研究

脚注

  1. ^ 『研究者・研究課題総覧 自然科学編 1990年版 /工学』日本学術振興会、1990年、p.2126。
  2. ^ 日本都市計画学会関西支部だより No.1 (PDF) (1992年3月、PDF3ページ目を参照)
  3. ^ 日本建築学会 日本建築学会設計競技/1952年-2012年 課題と入選者一覧 (PDF) (1956年入選、2ページ目を参照)
  4. ^ a b 清水靖雄 編「著者略歴 清水靖雄(しみず・やすお), 寺内信(てらうち・まこと)」『大阪都市地図・明治前期/昭和前期』柏書房、1995年6月。ISBN 4-760-11149-2 
  5. ^ 三輪雅久, 寺内信「4014) 阪神都市圏に於ける工業地区整備の諸問題(都市計画・経済・防災)」『日本建築学会論文報告集』第60.2巻、1958年、405-408頁、doi:10.3130/aijsaxx.60.2.0_405 
  6. ^ 寺内信追悼 大阪の川名先生―ご業績と思い出」(PDF)『都市計画』第216号、日本都市計画学会、1998年12月25日。 
  7. ^ 4012 郊外住宅地の発展過程とその形態分類について : 阪神都市圏における郊外住宅地の開発形態について(都市計画・経済・防災) - CiNii Research
  8. ^ 4-13 住生活の領域に関する研究(2)(設計計画) - CiNii Research
  9. ^ a b c 寺内信 - KAKEN
  10. ^ 大阪における長屋建住宅建設と市街地形成の近代化過程に関する研究 - NDLOnline
  11. ^ 第九巻「集落・都市」|新修豊中市史のラインアップ|新修豊中市史|市の歴史|市の紹介|市政情報|豊中市”. www.city.toyonaka.osaka.jp. 2022年11月30日閲覧。
  12. ^ 4012 郊外住宅地の発展過程とその形態分類について : 阪神都市圏における郊外住宅地の開発形態について(都市計画・経済・防災)|論文検索|一般社団法人 日本建築学会”. www.aij.or.jp/. 2022年11月30日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  寺内信のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「寺内信」の関連用語

寺内信のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



寺内信のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの寺内信 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS