安養寺 (江戸川区平井)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 安養寺 (江戸川区平井)の意味・解説 

安養寺 (江戸川区平井)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/06 00:32 UTC 版)

安養寺
所在地 東京都江戸川区平井6-53-1[1]
位置 北緯35度42分45.1秒 東経139度50分33.4秒 / 北緯35.712528度 東経139.842611度 / 35.712528; 139.842611 (安養寺 (江戸川区平井))座標: 北緯35度42分45.1秒 東経139度50分33.4秒 / 北緯35.712528度 東経139.842611度 / 35.712528; 139.842611 (安養寺 (江戸川区平井))
山号 清瀧山[1]
院号 安全院[1]
宗派 真言宗豊山派[1]
本尊 阿弥陀如来[1]
創建年 不詳
開山 源理法印[1]
文化財
  • 安養寺富士塚
  • 石造地蔵菩薩立像念仏供養塔
  • 石造地蔵菩薩立像庚申供養塔
法人番号 1011705000027
テンプレートを表示

安養寺(あんようじ)は、東京都江戸川区にある真言宗豊山派寺院

概要

創建年代は不明であるが、源理法印によって開山された。ただ法流の祖は賢意法印(1684年寂)とされており、江戸時代前期の開山と推測される[2]。旧本山は正福寺[1]

境内には、「安養寺の富士塚」と呼ばれる富士塚がある。1884年明治17年)頃に、地元の富士講によって築造されたものである。弁天池を掘った残土を利用して築いたという。この富士講は昭和40年代前半(1965年1970年)頃まで活動していた。富士講なき現在は、富士塚をくり抜いて一室を作り、弘法大師空海の石像を保管している[3]

また当寺の檀家で組織される念仏講があり、江戸川区の無形民俗文化財に登録されている[4]

文化財

  • 安養寺念仏講 - 江戸川区登録無形民俗文化財・風俗慣習、昭和57年2月8日告示[4]
  • 安養寺の富士塚 - 江戸川区登録有形民俗文化財・民俗資料、昭和63年2月25日告示[5]
  • 石造地蔵菩薩立像念仏供養塔 - 江戸川区登録有形民俗文化財・民俗資料、平成元年2月28日告示[6]
  • 石造地蔵菩薩立像庚申供養塔 - 江戸川区登録有形民俗文化財・民俗資料、平成元年2月28日告示[7]

ギャラリー

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b c d e f g 江戸川区史.
  2. ^ 内田定夫 著『江戸川区史跡散歩 (東京史跡ガイド23)』学生社、1992年、161-162p
  3. ^ 安養寺の富士塚江戸川区教育委員会事務局教育推進課文化財係
  4. ^ a b 江戸川区 安養寺念仏講.
  5. ^ 江戸川区 安養寺の富士塚.
  6. ^ 江戸川区 石造地蔵菩薩立像念仏供養塔.
  7. ^ 江戸川区 石造地蔵菩薩立像庚申供養塔.

参考文献

関連文献

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  安養寺 (江戸川区平井)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「安養寺 (江戸川区平井)」の関連用語

安養寺 (江戸川区平井)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



安養寺 (江戸川区平井)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの安養寺 (江戸川区平井) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS