安楽寺 (熊谷市)とは? わかりやすく解説

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安楽寺 (熊谷市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/12 07:28 UTC 版)

安楽寺
所在地 埼玉県熊谷市西別府2044
位置 北緯36度11分24.4秒 東経139度20分17.2秒 / 北緯36.190111度 東経139.338111度 / 36.190111; 139.338111座標: 北緯36度11分24.4秒 東経139度20分17.2秒 / 北緯36.190111度 東経139.338111度 / 36.190111; 139.338111
山号 吉祥山
院号 丈六院
宗派 臨済宗円覚寺派
創建年 奈良時代初期
開基 藤原不比等
中興年 平安時代後期
中興 成田助隆
文化財 別府氏墓(埼玉県指定史跡)、九品仏(熊谷市指定文化財)
法人番号 2030005013133
安楽寺
安楽寺 (埼玉県)
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安楽寺(あんらくじ)は、埼玉県熊谷市にある臨済宗円覚寺派寺院

歴史

奈良時代初期、藤原不比等の開基である。その後、平安時代後期に成田助隆によって中興された。助隆は当地に勢力を拡大した成田氏の祖であり、先祖の不比等が創建した寺を再興したものである[1]

助隆が再興した際、釈迦如来阿弥陀如来薬師如来の像が3体あったが、これに6体の阿弥陀如来像を加え、9体の仏像をそろえた。鎌倉公方足利氏満小山義政との戦い(小山氏の乱)に際し、この9体の仏像に祈願したところ、戦わずして氏政が降参したという[1]

文化財

  • 別府氏墓(埼玉県指定史跡 昭和11年3月31日指定)[2]
  • 九品仏(熊谷市指定文化財 昭和54年11月3日指定)[3]

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b 稲葉博 著『関東古社名刹の旅(千葉・埼玉・神奈川編)』読売新聞社、1986年、114-115p
  2. ^ 埼玉県文化財目録埼玉県、93p
  3. ^ 九品仏熊谷市「熊谷デジタルミュージアム」

参考文献

  • 稲葉博 著『関東古社名刹の旅(千葉・埼玉・神奈川編)』読売新聞社、1986年



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