子供時代の遭難
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/08 08:02 UTC 版)
氷火島にて生活している間に、父親と名づけ親から武当派の武術と七傷拳をそれぞれ少しだけ学び、10歳の時にやっと両親とともに中原に戻る。中原に戻るとすぐに謝遜と屠龍刀の消息を問い詰められるはめになり、誘拐された先で玄冥二老の玄冥神掌により重傷を負わされる。その間に、両親は謝遜の消息の秘密を守るために自殺してしまう。張三丰は張無忌を治療しようとしたが、彼の内功をもってしてもなす術がなく、命を繋ぐのがやっとの状態であった。 その後、常遇春に連れられ、蝶谷医仙・胡青牛に治療を施してもらう。完治には至らなかったものの、胡青牛の医術を学び、身に付ける。蝶谷で紀暁芙とその娘の楊不悔に会い、紀暁芙が亡くなった後には楊不悔を明教の「光明左使」楊逍のもとへ届けた。その間に、崑崙派の「鉄琴先生」何太冲に恩を仇で返され、更には朱長齢と、密かに慕っていた朱九真に騙され、重ね重ね不幸に遭遇することになる。 朱長齢と共に崑崙山の崖より落ちてしまったが、偶然にも秘境にたどり着く。白猿を助けたのをきっかけに九陽真経の「九陽神功」を習得し、玄冥神掌より得た内傷を完全に取り除くだけでなく、以降内力に関しては右に出る者がいなくなるほどに秀でることになる。
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