太政官給公験牒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/05 02:15 UTC 版)
貞観8年(866年)円珍が太政官より下付された公験に書き誤りがあったため、円珍は春風に書き直させ、円珍はこの春風の後本を正本とし、内印を申請したと言われる。このときの春風の書が『太政官給公験牒』(だじょうかんきゅうくげんちょう)であり、園城寺に所蔵されている。書体は楷書体、書風は唐風で、字形が整斉にして点画に骨力があり、清爽明快である。
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