天馬駿(てんま しゅん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/09 05:10 UTC 版)
「優駿の門GI」の記事における「天馬駿(てんま しゅん)」の解説
主人公。美浦・岡田厩舎所属の新人騎手。実家はばんえい馬の生産牧場、父はばんえい競馬で5000勝を挙げた名騎手というばんえい一家の生まれ。だが日本一の騎手になるという夢のため、ばんえい競馬ではなく中央競馬の騎手となった。非常に優れたバランス感覚を持っており、それが極端に体を前に出す独特な追い方を可能にしている。その豪快さは「撃腕」と形容されるほど。しかし、馬の脚に過度な負担をかける乗り方でもあるため、駿が騎乗した馬の多くは脚を痛めてしまっている。そのため馬を追うことに恐怖心を抱くようになるが、小林の計らいにより再び自信を取り戻した。その後ドバイモンスターの騎手として帯同馬の哀歌(サラブレッド)とともにアメリカへ遠征。だが哀歌(サラブレッド)と公平が姿を消したことでレースに集中できなくなり、ドバイモンスターの落馬事故を引き起こす。失意のままダヤン厩舎に転がり込み、そこで勝負の厳しさを学んだことで大きく成長し、哀歌(サラブレッド)に騎乗してケンタッキーダービーを制した。その後もアメリカに残り活躍している。
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