天山童姥との出会い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/02 15:40 UTC 版)
その後、義俠心から一人の幼女を助けたところ、それが実年齢96歳の霊鷲宮(りょうじきゅう)の主である天山童姥と発覚。天山童姥が虚竹の師匠に当たる無崖子の姉弟子だったということもあり、成り行きから当時武功を失っていた天山童姥に協力する形で、およそ3ヶ月の間、天山童姥と李秋水の戦いに係わり合いを持つ。この間、天山童姥から使いこなせていなかった逍遙派の武術を指導してもらい、大きな成長を遂げた。また、執着心の強すぎる天山童姥を諌めたことが彼女の逆鱗に触れてしまい、少林寺の戒律である飲酒・肉食・淫戒のことごとくを破らされてしまう。彼は顔も知らない恋人に恋い焦がれつつも、自ら戒律を破ってしまったことをついに認めた。 天山童姥と李秋水の戦いに決着がつくと、天山童姥により無崖子の後を継いで逍遙派の掌門となること、自分の代わりに霊鷲宮の主となるように強要され、やむなくこれを承諾。たまたま霊鷲宮に来ていた段誉とは、互いにかなわぬ恋に苦しんでいるという共通点があったため意気投合し、義兄弟となった。
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