天中軒雲月 (5代目)とは? わかりやすく解説

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天中軒雲月 (5代目)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 02:33 UTC 版)

5代目 天中軒 てんちゅうけん 雲月 うんげつ

定紋『上がり藤』
本名 福本 ふくもと 幸代 さちよ
生年月日 (1953-11-25) 1953年11月25日(70歳)
出身地 日本岐阜県郡上市
師匠 4代目天中軒雲月
弟子 天中軒藤二美
3代目天中軒月子
天中軒景友
天中軒すみれ
名跡 1.天中軒月子(2代目)(1968年 - 2009年)
2.5代目天中軒雲月(2009年 - )
活動期間 1968年 -
所属 日本浪曲協会
浪曲親友協会
備考
一般社団法人日本浪曲協会理事(2018年 - 2024年 )
一般社団法人日本浪曲協会会長(2024年 - )
公益社団法人浪曲親友協会理事

5代目 天中軒 雲月(てんちゅうけん うんげつ、1953年昭和28年)11月25日 - )は、日本の浪曲師岐阜県郡上市出身[1]名古屋市在住。名古屋市立浄心中学校卒業[要出典]一般社団法人日本浪曲協会会長、公益社団法人浪曲親友協会理事を兼任。定紋は『上がり藤』。本名は 福本 ふくもと 幸代 さちよ(旧姓、内藤)。

経歴

1968年2月28日に名古屋中日劇場4代目天中軒雲月に入門[1]1969年7月に天中軒月子として、香川県坂出市城山温泉センターにおいて[要出典]「若き日の小村寿太郎」で初舞台[2]。歌手志望だったが、師より「浪曲に向いている」と薦められ浪曲師となる。1974年に名披露目[1]、2年間大阪で修業。1981年9月に名古屋御園座「東西顔見世豪華浪曲名人大会」にて幹部昇進披露(真打)[1]。2006年、念願の歌謡曲を吹き込む。

2008年8月に5代目天中軒雲月襲名[1]。浅草公会堂(東京)、国立文楽劇場(大阪)、日本特殊陶業市民会館(名古屋)3箇所にて襲名披露公演。2011年5月、大阪府知事表彰[1][3]2018年一般社団法人日本浪曲協会理事に就任し、 当代では唯一東西両浪曲協会の理事を兼任することになった[要出典]。同年、「天中軒雲月芸能生活50周年記念講演」を国立演芸場(東京)、日本特殊陶業市民会館(名古屋)の2会場で開催。2018年4月23日靖国神社奉納浪曲。徳川康久宮司より感謝状拝受(3度)[1]

2024年4月より、日本浪曲協会会長に就任。

SNS発信など、若い力に理解がある浪曲師の一人である[要出典]

主な演目は『忠臣蔵外伝』『佐倉義民伝』『決戦巌流島』など[1]。特に「佐倉義民伝」を得意とする[3]

LP・カセット・CD

弟子

出典

  1. ^ a b c d e f g h 天中軒 雲月”. 一般社団法人日本浪曲協会 (2019年6月28日). 2023年10月25日閲覧。
  2. ^ 浪曲師および曲師紹介”. 浪曲親友協会 公式ホームページ. 2023年10月25日閲覧。
  3. ^ a b 天中軒雲月 芸能生活50周年記念|公演案内”. 一般財団法人 民主音楽協会. 2023年10月25日閲覧。

外部リンク



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