大蛇とエイとアザラシ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/04 00:50 UTC 版)
「ラーガルフリョゥトルムリン」の記事における「大蛇とエイとアザラシ」の解説
黄金に居座る大蛇、毒エイ、不思議な巨大アザラシがラーガルフリョゥトに出現する、という話が、ある漁師について書かれた17世紀の諧謔詩『レンクフォートゥルのリーマ』(Rönkufótsríma) に盛り込まれている。バロック文学詩人ステーファウン・オウラフソン(アイスランド語版)(1688年没)の作である。 黄金を守る大蛇は、このリーマ(英語版)詩によれば.mw-parser-output .frac{white-space:nowrap}.mw-parser-output .frac .num,.mw-parser-output .frac .den{font-size:80%;line-height:0;vertical-align:super}.mw-parser-output .frac .den{vertical-align:sub}.mw-parser-output .sr-only{border:0;clip:rect(0,0,0,0);height:1px;margin:-1px;overflow:hidden;padding:0;position:absolute;width:1px}1⁄2シングマンレイズ (Þingmannleið) の長さがあったが、これは20 km弱に相当する距離である。 ヨウン・アウルトナソンもこのエイとアザラシについて、民間伝承として説明しているが、エイは指で触れただけで死に至る猛毒で、魔法詩をとなえて自由に動けぬよう拘束されていたという。他の資料によればエイは、九つの尾を持つとされていた。 アザラシは、まるで枝のような不思議な毛が頭より生えていた。これもやはり神通力ある詩人によって住処の滝に封じられたとされる。
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