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大湾硫斗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/01 00:36 UTC 版)

大湾硫斗
基本情報
階級 フェザー級
身長 167cm
リーチ 177cm
国籍 日本
誕生日 (1998-04-16) 1998年4月16日(27歳)
出身地 沖縄県うるま市
スタイル 右ボクサーファイター
プロボクシング戦績
総試合数 14
勝ち 12
KO勝ち 7
敗け 2
引き分け 0
無効試合 0
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大湾 硫斗(おおわん りゅうと、1998年4月16日 - )は、日本プロボクサー沖縄県うるま市出身。志成ボクシングジム(旧Ambition GYM)所属。かつては白井・具志堅スポーツジムに所属していた。

人物

うるま市立具志川中学校卒業。沖縄県立美来工科高等学校卒業。

来歴

幼少期から空手を始めボクシングに10歳で転向し[1]U-15全国大会優勝。高校インターハイ3位。

2017年4月にB級ライセンスを取得。2017年5月にプロデビュー。

2018年10月11日、後楽園ホールで行われた「ダイヤモンドグローブ」にて荒木哲と日本ユース・バンタム級王座決定戦を行い、8回0-3の判定負けを喫し、王座獲得に失敗した[2][3]

2020年7月31日、プロデビュー以来所属していた白井・具志堅ジム閉鎖に伴いAmbition GYM(現:志成ジム)へ移籍した。

2023年6月29日、日本スーパーバンタム級王座決定戦で下町俊貴と対戦し、10回判定負けを喫し王座獲得に失敗した。

2023年10月13日、後楽園ホールで行われた「LIFETIME BOXING FIGHTS17」で元WBA世界ミニマム級暫定王者パイパロープ・ゴーキャットジムと対戦したが、大湾が前日計量で800gの体重超過があった為、試合当日12時の体重が60.3キロ以下という条件をクリアした事で試合は行われ、4回1分40秒TKO勝ちを収めた[4]。試合から3日後の同年10月16日、JBCは大湾に6か月間のライセンス停止処分を下した[5]

2024年4月17日、後楽園ホールで行われた「LIFETIME BOXING FIGHTS20」でライセンス停止処分明けの復帰戦としてゲーリー・タマヨと57.0kg契約で対戦し、8回3-0(79-73×2、78-74)の判定勝ちを収めた。

2024年8月22日、後楽園ホールでジョーム・サイトーンジムと57.0kg契約で対戦し、2回1分44秒TKO勝ちを収めた。

2025年1月30日、JBCの2025年1月度日本ランキングが発表され、大湾が日本スーパーバンタム級15位にランクインし日本ランカー復帰を果たした[6]

2025年2月8日、セブ島のNUSTAR RESORT&CASINOで開催された「BINUBUKAY SA SUGBO」興行にてJBC非公認のWBOグローバルフェザー級タイトルマッチとして王者の薑宗善に挑戦し、レフェリーストップにより9回2分59秒TKO勝ちを収めJBC非公認ながらプロ初および日本人プロボクサー史上初のWBOグローバル王座獲得に成功した[7]

戦績

  • プロボクシング - 16戦 14勝 (9KO) 2敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2017年5月8日 2R 0:20 TKO セーンラチャン・ソーテバタニー タイ プロデビュー戦
2 2017年8月10日 1R 1:11 TKO デングッチュム・シットソートーゴー タイ
3 2017年10月22日 6R 判定3-0 アルビン・メデュラ フィリピン
4 2018年2月4日 6R 判定3-0 ジュン・ブラゾ フィリピン
5 2018年7月30日 1R 1:58 TKO 松下拓磨(市野) 日本
6 2018年10月11日 8R 判定0-3 荒木哲(斉藤) 日本 日本ユースバンタム級王座決定戦
7 2020年10月26日 5R 1:26 TKO 岸根知也(ミツキ) 日本
8 2021年4月24日 4R 1:19 TKO 岩屋卓史(寝屋川石田) 日本
9 2021年12月14日 2R 1:45 TKO 杉田ダイスケ(ワタナベ) 日本
10 2022年8月30日 8R 判定3-0 マーク・アンソニー・ヘラルド フィリピン
11 2022年12月31日 8R 判定3-0 ロビン・ラングレス フィリピン
12 2023年6月29日 10R 判定0-3 下町俊貴 日本 日本スーパーバンタム級王座決定戦
13 2023年10月13日 4R 1:40 TKO パイパロープ・ゴーキャットジム タイ
14 2024年4月17日 8R 判定3-0 ゲーリー・タマヨ フィリピン 57.0kg契約8回戦
15 2024年8月22日 2R 1:44 TKO ジョーム・サイトーンジム タイ 57.0kg契約8回戦
16 2025年2月8日 9R 2:59 TKO 薑宗善 韓国 WBOグローバルフェザー級タイトルマッチ
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獲得タイトル

脚注

  1. ^ 大湾硫斗Official”. 大湾硫斗Official. 2023年4月9日閲覧。
  2. ^ 勅使河原が5回KO勝ち OPBF・S・バンタム級新王者 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年10月11日
  3. ^ 大湾判定負け/バンタム級王座戦 沖縄タイムス 2018年10月13日
  4. ^ 日本S・ライト級4位の湯場海樹 豪快36秒KO勝ち 大湾硫斗は再起戦勝利”. Boxing News(ボクシングニュース) (2023年10月13日). 2023年10月24日閲覧。
  5. ^ 告示”. JBC (2023年10月16日). 2023年12月24日閲覧。
  6. ^ 最新日本ランキング 元王者阿部麗也、小林豪己、大湾硫斗、木村蓮太朗ら再ランク Boxing News(ボクシングニュース) 2025年1月31日
  7. ^ 大湾硫斗が倒し倒されの激闘制しWBOグローバル王座奪取 セブ島でカンに9回TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2025年2月9日

関連項目

外部リンク




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