大型のサメ説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 22:37 UTC 版)
矢野の撮影した写真やヒゲなどをもとに東京水産大学の佐々木忠義、木村茂、国立科学博物館の小畠郁生、尾崎博、東京大学海洋研究所の粕谷俊雄らが調査・解析に当たった。佐々木、木村のグループは、1978年8月に調査報告書「瑞洋丸に収容された未確認動物について」を発表した。この報告書では、生物の正体については断定されていないが「大型のサメ」説が有力とされている。 また、矢野と木村は保存された繊維組織の化学分析を行い、1000個のアミノ酸のうちに40個のチロシンが含まれていることを発見した。この含有率はサメ類のアミノ酸比率に相当するという(具体的にはニューネッシーのアミノ酸の指数は113、軟骨魚類の116に一番近い。硬骨魚類は97、爬虫類は62、鳥類は46である)。
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