多島海文明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/26 22:31 UTC 版)
経済史家の川勝平太は、『文明の海洋史観』や『文明の海へ』といった著書において、近代文明の勃興には海洋国家(ヴェネツィア、ポルトガル、スペイン、オランダ、イギリス)が大きく関与したとし、「海洋史観」を提唱している。そのなかで、「多島海文明」という概念を提出し、世界史は「陸の文明」から、「海洋への離陸期」の近代を経て、「多島海文明」に向かっているとした。また「西太平洋世界は多島海である」とする「西太平洋の多島海文明」についても言及した。
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