外的要因の表面準位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/07 08:35 UTC 版)
きれいで秩序だった表面から生じる表面準位は通常、内的(intrinsic)と呼ばれる。これらには再構成された表面から生じる準位が含まれている。ここでは2次元の並進対称性により表面のk空間にバンド構造が生じる。 外的要因(extrinsic)の表面準位は通常、きれいで秩序だった表面に由来しない準位として定義される。extrinsicのカテゴリに入る表面は 表面の並進対称性が壊れている欠陥のある表面 吸着質のある表面 半導体酸化物もしくは半導体金属界面など2つの材料間の界面 固体相と液体相の界面 一般的に、extrinsicな表面準位は化学的、物理的、構造的特性から簡単に特徴づけることができない。
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