売価還元法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 03:40 UTC 版)
売価還元法は仕入、売上、残高は数量の管理を行なうだけで価格は期中は考慮せず、期末に各商品の値札から実地棚卸高を求めて、各商品グループごとの原価率を乗じて取得原価による棚卸高を逆算する方法である。 売価還元法は原価率を求める計算式の違いで2つに分かれる。 売価還元平均原価法 売価還元低価法 売価還元平均原価法の計算式 各商品グループごとの原価率 = 期首棚卸資産 + 当期仕入れ高 期首棚卸資産の小売価格 + 当期仕入価格 + 原初値入額 + 値上額 - 値上取消額 - 値下額 + 値下取消額 売価還元低価法の計算式 (売価還元平均原価法の計算式から値下額と値下取消額を省いたものである。) 各商品グループごとの原価率 = 期首棚卸資産 + 当期仕入れ高 期首棚卸資産の小売価格 + 当期仕入価格 + 原初値入額 + 値上額 - 値上取消額
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