増刊50話 13階段の狙撃 / 1997年3月
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悪辣な大統領の下、腐敗の澱の底に沈み続ける南米の某国。暴政に憤る将校たちはクーデターを計画していたが、いよいよ決行の日を決めた矢先、リーダーであった国防長官マティアスが秘密警察長官の姦計に遭って逮捕され、根も葉もない汚名を着せられ絞首刑を宣告されてしまう。息子のアロンソは父にかまわず計画を実行すべきと同志たちに願うが、しかし汚名を着せられた末の処刑には黙っていられず、ゴルゴに刑の執行直前にマティアスを狙撃し、執行に立ち会う秘密警察長官を殺害することを依頼する。ところがゴルゴは前者を断り、後者だけを請け負って去っていった。
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