増分方式と累積方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 17:37 UTC 版)
「サービスパック」の記事における「増分方式と累積方式」の解説
増分方式 (incremental) のサービスパックは、前回のサービスパックには入っていなかった修正のみをまとめたもので、累積方式 (cumulative) のサービスパックは、それまでのサービスパックの内容も全て含んでいるものである。以前のマイクロソフト製品は、増分方式の更新をサービスリリースと呼んでいた。例えば Office 2000 では、サービスリリース1(SR-1)を適用してからでないとSP2をインストールできない。 Windows XP のサービスパック3 以降、Microsoft Windows のサービスパックは累積方式をやめている。Windows XP SP3 は少なくともSP1かSP2を先にインストールしておくことが必須だが、SP1またはSP2のインストールを介せずに直接インストール可能な形式の(これをスリップストリーム(英語版)式という)SP3を組み込んだインストール媒体作成は可能である。Windows Vista のSP2も累積的ではなく、SP1が必須となっている。
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