増分定理とは? わかりやすく解説

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増分定理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/22 09:54 UTC 版)

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数学の一分野、超準解析における増分定理(ぞうぶんていり、: increment theorem; 増分の定理)は、無限小に対する可微分函数の増分が微分係数に無限に近いことを述べるものである。これを通常の微分積分学(標準解析)において述べたものは実質的に平均値の定理(有限増分の定理、あるいは一次の場合のテイラーの定理)である。

定理の主張

定理 (増分の定理)
実函数 y = f(x)x において微分可能とする(以下、f および x は固定する)。Δx無限小超実数であるとき、Δx に対する y の増分を Δy := f(x + Δx) − f(x) とすれば、Δx に対して適当な無限小 ε が存在して
関連分野
定式化個々の概念
数学者教科書



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