境秋範とは? わかりやすく解説

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境秋範

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/31 10:09 UTC 版)

境 秋範
名前
愛称 パパ
カタカナ サカイ アキノリ
ラテン文字 SAKAI Akinori
基本情報
国籍 日本
生年月日 (1970-10-06) 1970年10月6日(54歳)
出身地 千葉県
身長 185cm
体重 82kg
選手情報
ポジション GK
利き足 右足
ユース
1986-1988 市立船橋高校
1989-1992 専修大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1993-1999 富士通/川崎フロンターレ
2000 神奈川県教員
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

境 秋範(さかい あきのり、1970年10月6日 - )は、千葉県出身の元サッカー選手である。

経歴

小学校時代は空手をしており黒帯所持であったが、サッカーへの転向をした。市立船橋高校では布啓一郎監督の指導を受け、レギュラーとして全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の2年連続優勝を経験した。高校3年時の全国高等学校サッカー選手権大会では準優勝となって、大会優秀選手に選ばれた3人のGKの中に含まれた。 高校時代は日本代表に選出されている。 今で言うU18であり海外での試合も経験している。

卒業後、日本サッカーリーグ(JSL)でのプレーを選んだ同級生の小川誠一野口幸司とは異なり、境は進学を選択して専修大学に入学し、関東大学サッカーリーグに所属する同大学サッカー部に所属した。

1993年、大学を卒業した境は富士通に入社し、ジャパンフットボールリーグ(旧JFL)の富士通サッカー部に入部。富士通の社員としてアマチュア契約選手としてのプレーとなった。境はチームでの信頼を得て、1996年までは正GKとして富士通[1]のゴールを守った。

1997年、富士通川崎が川崎フロンターレとしてプロ化し、Jリーグを目指すと、境は清水エスパルスから移籍した浦上壮史の控えに回った。1997年は公式戦の試合出場がなく[2]1998年も旧JFLの全試合にベンチ入りしたが、出場は浦上がベンチを外れた2試合のみに終わった[3]

1999年、川崎フロンターレはJリーグ2部(J2)に参加し、境もプロリーグの選手となったが、富士通に籍を残す社員選手の立場を守った。この年は本田技研工業サッカー部から移籍した笹原義巳と第2GKの地位を分け合い、ほぼ交互に浦上の控えとしてベンチに入った[4]。川崎はJ2優勝と翌年のJリーグ1部(J1)昇格を決めたが、この年限りで境は退団した。

その後、境は同年に川崎と退団したチームメイトの川元正英とともに、神奈川県社会人リーグの神奈川県教員サッカークラブでプレーを続けた。


2006年、川崎が10周年記念プロジェクトを企画した際、9月17日に行われた「OBドリームマッチ」に参加した。

所属クラブ

個人成績

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 リーグ杯 天皇杯 期間通算
1993 富士通 旧JFL
1994
1995
1996
1997 川崎
1998
1999 21 J2 0 0 0 0
通算 日本 J2 0 0 0 0
日本 旧JFL
総通算

脚注

  1. ^ 1996年からは「富士通川崎サッカー部」と改称。
  2. ^ 同年後半には野口がベルマーレ平塚から移籍し、9年ぶりにチームメイトとなったが、同時の試合出場は果たせなかった。
  3. ^ そのうちの1試合が最終節で、ソニー仙台FCに敗れて川崎が旧JFLでの初優勝を逃した。また、J1参入決定戦アビスパ福岡戦(J1参入決定予備戦)でもベンチ入りしていた。境が先発した試合にベンチ入りしたのが、浦和レッドダイヤモンズから期限付き移籍していた荒谷弘樹であった。
  4. ^ 『川崎フロンターレ公式イヤーブック 2000年版』より。この年もレギュラーだった浦上が第23節のモンテディオ山形戦の途中で退場になった時、ベンチにいた笹原がJリーグ初出場となり、続く第24節のFC東京戦(「第3回多摩川クラシコ」)では笹原が先発、境がベンチ入りメンバーとなった。

関連項目

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