堀越癪観音とは? わかりやすく解説

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堀越癪観音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/12 07:20 UTC 版)

堀越癪観音

本堂 (2020年9月)
所在地 和歌山県伊都郡かつらぎ町東谷1360
位置 北緯34度20分24.8秒 東経135度30分0.7秒 / 北緯34.340222度 東経135.500194度 / 34.340222; 135.500194座標: 北緯34度20分24.8秒 東経135度30分0.7秒 / 北緯34.340222度 東経135.500194度 / 34.340222; 135.500194
本尊 十一面観音菩薩
創建年 天智天皇4年 (671年)
開山 役小角
開基  
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堀越癪観音(ほりこししゃくかんのん)は、和歌山県伊都郡かつらぎ町に所在する寺院。本尊十一面観音。本堂が標高605メートル (m) という険しい山麓にある。境内にあるサザンカが県から天然記念物に指定されている。

沿革

671年役行者が母のの病となった際に37日間、治癒祈願のために十一面観世音菩薩彫刻したところ、平癒したことを起源とする。天正年間 (157393) に起きた紀州征伐の際、峯を越えて侵攻した兵によって伽藍は悉く焼失した。慶長年間 (15951615) に再建。当寺は向井家が先祖代々祀っている世襲寺。また、当寺の上に観音堂があり、役小角の像を祀っている。「紀伊続風土記」には、文治年間 (118590) に建立されたとあり、元禄14年 (1701年)の大日経箱が残っている。堂宇は最近、修復[1][2]

記念物

本堂の東隣にあるサザンカは、同種としては珍しい大木で幹周1.45m、地上1.35m所で3本に枝分かれし、約5mという大きな樹冠を形成している。樹齢は200年を超えると推定されている。1959年 (昭和34年) 1月8日、県から天然記念物に指定された。

現地情報

所在地

  • 和歌山県伊都郡かつらぎ町東谷1360

アクセス

脚注

  1. ^ 紀州堀越癪観音”. かつらぎ町商工会. 2021年1月24日閲覧。
  2. ^ 堀越癪観”. かつらぎ町観光協会. 2021年1月24日閲覧。

関連項目




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