地質調査のコア捏造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 05:13 UTC 版)
「川内原子力発電所」の記事における「地質調査のコア捏造」の解説
川内原発の建設に先立ち、候補地の地質調査が行われたが、そこにおいてボーリングのコア(土壌サンプル)が差し替えられ、試料が捏造されたとする作業員の訴えがあった。この問題は国会で追及されることになり、1977年11月21日の参議院科学技術振興対策特別委員会において、川内原発建設予定地におけるコア差し替え問題の集中審議がおよそ3時間半にわたって行われた。 参考人としてボーリングに従事した関係者(西日本地下工業、日特建設、ならびにその作業員)が招致され、コアの差し替えがあったことを証言した。差し替えの手順と目的については、国会会議録の「参議院会議禄情報 第082回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号」に詳しい。
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