地獄の貴婦人とは? わかりやすく解説

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地獄の貴婦人

(地獄の貴婦人_(1974年の映画) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/02 17:08 UTC 版)

地獄の貴婦人
Le Trio infernal
監督 フランシス・ジローフランス語版
脚本 フランシス・ジロー
ジャック・ルーフィオフランス語版
原作 ソランジュ・ファスケルフランス語版
製作 レイモン・ダノンフランス語版
ジャック・ドルフマン
ヴォルフディーター・フォン・シュタイン
出演者 ミシェル・ピコリ
ロミー・シュナイダー
音楽 エンニオ・モリコーネ
撮影 アンドレアス・ウィンディングフランス語版
編集 クロード・バロア
製作会社 ベルスター・プロダクション
フィルム66
リラ・フィルム
配給 20世紀フォックス
公開 1974年5月22日
1974年8月30日
1975年11月22日
上映時間 107分
製作国 フランス
西ドイツ
イタリア
言語 フランス語
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地獄の貴婦人』(じごくのきふじん、原題・フランス語: Le Trio infernal)は、1974年に製作・公開されたフランス・西ドイツ・イタリアの合作映画である。実際の殺人事件を題材としたソランジュ・ファスケルフランス語版の小説を基にフランシス・ジローフランス語版が脚色・監督、ミシェル・ピコリロミー・シュナイダーが主演した。

あらすじ

1930年代初頭のマルセイユにて、悪徳弁護士のジョルジュ・サレは若い女性のフィロメーヌ・シュミットおよびその妹カトリーヌを自らの情婦し、保険金目的で彼女たちをほかの男と結婚させていた。うちカトリーヌはドルトイユという50近い男と結婚させ、彼とそっくりな元伝導師ミシェル・シャンボンを替え玉に生命保険に加入させていた。加入手続きから3カ月ほどしてドルトイユは死亡し、サレはカトリーヌとシャンボンと3人で保険金を山分けした。ところが、シャンボンが保険金の半分を渡さないと通報すると言い出し、その時にはもう金が尽きていたため、サレはシャンボンとその同居人ノエミを殺す。遺体を硫酸で処理して庭に埋めた後、彼らの遺産を懐に収める。その数か月後、サレはカトリーヌに保険金をかけ、病弱で身寄りのないマガレを替え玉に用いる。サレはマガレを衰弱させるために毎晩間ランク外に連れて行き、カトリーヌと同性愛関係を結ばせるが、却ってマガレは元気になってしまう。

ある日、サレはマガレの誕生日パーティを開く。そこでカトリーヌは会場の2階に上がったところで転落死する。保険金はフィロメーヌに支払われる。そして、フィロメーヌはサレと結婚し、そこには花嫁の介添え人としてマガレがいた。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
フジテレビ
ジョルジュ・サレフランス語版 ミシェル・ピコリ 田中明夫
フィロメーナ・シュミット ロミー・シュナイダー 平井道子
カタリーナ・シュミット マーシャ・ゴンスカドイツ語版 鈴木弘子
シャンボン フィリップ・ブリザールフランス語版 塚田正昭
ヴィレット ジャン・リゴーフランス語版 杉田俊也
デルトロイ ユーベル・デシャンフランス語版 増岡弘
不明
その他
N/A 小川真司
宮川洋一
村松康雄
納谷六朗
国坂伸
日本語スタッフ
演出
翻訳
効果
調整
制作
解説 高島忠夫
初回放送 1979年11月16日
ゴールデン洋画劇場

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