地域区分局・起点局・集中局
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 04:40 UTC 版)
「普通郵便局」の記事における「地域区分局・起点局・集中局」の解説
地域内の郵便物を集約し、他の地域への郵便物を取りまとめる郵便局を地域区分局と称する。このほか、いくつかの集配局の郵便物を集約し、地域区分局へ送付する郵便局を起点局といい、主に普通郵便局がこれにあたる。地域区分局では郵便物を配達局及び地域別に仕分ける作業を24時間体制(日勤・夜勤交替制)で行っており、遠隔地宛の郵便物を輸送する大型トラック(高速郵便車)も24時間休まず出入りしている。 複数の集配局の取集業務を統合した郵便集中局が昭和50年代に名古屋・横浜に設置された。地域区分局としての役割もあるが、配達・貯金・保険業務は行わない。ところが、横浜郵便集中局では業務量の増加により取集業務がパンクし元の集配局に返上する事態となって、単なる地域区分局となる。後に郵便事業横浜神奈川支店、横浜神奈川郵便局を経て廃止され、川崎東郵便局に統合された。配達をしないため無集配局に分類される。旧郵便集中局が前身の局は現在は、名古屋神宮郵便局のみであるが、区分のみを行う局としては、2017年時点で新岩槻郵便局・東京北部郵便局・新大阪郵便局等がある。ゆうゆう窓口がある点では、名古屋神宮局以外では、川崎東局等もある。
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