地元在住者の証言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/08 04:55 UTC 版)
日輪舎は川崎造船の少年修練道場でしたので、当時、青年部長をしていた私は、仲間の工員を連れて一泊の夜間講習会をよく利用しました。会社の一日の仕事が終わってから、仲間と隊列を組み、軍歌を歌いながら徒歩で日輪舎まで行きました。そこで川崎造船少年修練道場の先生から講義を聞いて、夜は宿泊でした。終戦後、日輪舎は在日朝鮮人の一時収容所として使われました。日本に強制連行された中部・北陸・関東地方の朝鮮人が、列車や船の手配ができるまで、朝鮮人連盟の世話で一時期を日輪舎で過ごしましたことを私はよく覚えております。(74歳、男性) — 『各務原市民の戦時体験』p.64
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