圧力補正方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 04:19 UTC 版)
時間補正方式によるタクトタイムの変化という欠点を克服すべく開発されたのが圧力補正方式である。材料残量が少なくなった際に吐出圧力を強くし、それにより吐出量を一定に保持する方式である。以前は時間補正方式同様に事前に吐出データを採取し、それにより補正圧力を決定する必要があったが、近年ではコントローラー内部に補正データを有し、サンプリングレスでの圧力補正機能を備えた製品も開発され、僅かでも材料吐出時間が増加する時間補正方式の欠点を補う方式であり、今後微量塗布の分野でも応用が可能である。
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