国際連合安全保障理事会決議977とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 国際連合安全保障理事会決議977の意味・解説 

国際連合安全保障理事会決議977

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/04 02:51 UTC 版)

国際連合安全保障理事会
決議977
日付: 1995年2月22日
形式: 安全保障理事会決議
会合: 3502回
コード: S/RES/977
文書: 英語

投票: 賛成: 15 反対: 0 棄権: 0
主な内容: 国連安保理決議955の想起
議席のアルーシャ設置決定
投票結果: 全会一致

安全保障理事会(1995年時点)
常任理事国
中国
フランス
ロシア
イギリス
アメリカ合衆国
非常任理事国
アルゼンチン
ボツワナ
 チェコ
ドイツ
ホンジュラス
インドネシア
イタリア
ナイジェリア
オマーン
ルワンダ

国際連合安全保障理事会決議977(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ977 : United Nations Security Council Resolution 977)は、1995年2月22日に全会一致で採決された決議。ルワンダ国際戦犯法廷(ICTR)の所在地を決定する1944年の国連安保理決議955を想起し、ブトロス事務総長の報告に留意した後、議席をタンザニアアルーシャに置くことを決定した[1] [2]

ブトロス事務総長の報告によると、この決定はルワンダ国際戦犯法廷を確立する過程の第ニ段階を示しており、これによって六人の裁判官を選出することを開始できるようになる[3]ルワンダのマンジ・バクラムツァ評議会代表は、ルワンダ政府は議席をルワンダ国外に割り当てるという決議を支持しなかったが、依然として安全保障理事会に協力すると述べた[3]

関連項目

参考文献

  1. ^ “Site of Rwanda Tribunal”. The New York Times. (1995年2月23日). https://www.nytimes.com/1995/02/23/world/site-of-rwanda-tribunal.html?pagewanted=1 
  2. ^ Bantekas, Ilias; Nash, Susan (2003). International criminal law (2nd ed.). Routledge Cavendish. p. 340. ISBN 978-1-85941-776-8 
  3. ^ a b Africa Policy E-Journal (1995年2月22日). “Council Unanimously Adopts Resolution 977”. Africa Policy Information Center. http://www.africafocus.org/docs95/rwan9502.php 

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  国際連合安全保障理事会決議977のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「国際連合安全保障理事会決議977」の関連用語

1
6% |||||

国際連合安全保障理事会決議977のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



国際連合安全保障理事会決議977のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの国際連合安全保障理事会決議977 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS