国鉄105系電車
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105系電車（105けいでんしゃ）は、日本国有鉄道（国鉄）が1981年（昭和56年）から製造した直流通勤形電車である。国鉄分割民営化後は東日本旅客鉄道（JR東日本）と西日本旅客鉄道（JR西日本）に承継された。
注釈
- ^ 国鉄新性能電車では、後天的な運転台取り付け改造車を除き、MM'方式での最短編成はクモハ+モハ+クハの3両であり、クモハの設定のない系列ではクハ+モハ+モハ+クハの4両が最短となる。
- ^ この設計方針に基づいて、投入する線区に応じて抑速ブレーキや耐寒構造が実装された系列が119系である。
- ^ 登場以来これまでの間、営業運転においてそのような編成が組成されたことはない。
- ^ MT55は、元々架線電圧が1,500 Vの路線で電動車2両分にあたる8個単位で用いられる端子電圧375 Vの主電動機である。
- ^ 105系は定格速度が低いため（全界磁定格速度33.5 km/h、85 %弱め界磁定格36.5 km/h)、直並列制御を行う103系より起動時の抵抗ロスは少ないとされている。
- ^ 力行全界磁8段・弱め界磁4段、ブレーキ13段。
- ^ 主幹制御器との対応は、2ノッチ=抵抗制御最終段、3ノッチ=弱界磁2段目まで、4ノッチ=弱界磁4段となる。なお、原型となった103系の場合、2ノッチは直列段、3ノッチは（一般には並列最終段だが定格速度をあわせる都合上）弱界磁2段目まで、4ノッチ=弱界磁4段。
- ^ このデザインモチーフは鉄道愛好者から「パンダ」と呼ばれ、後述の改造先頭車の他、後続のローカル線用車両である119系や筑肥線用の103系1500番台、分割民営化後のJR東日本107系電車にも踏襲された。
- ^ このほか、可部線には前項の新規製造車7両が転用（うち2両は先頭車化改造）されている。
- ^ 奈良電車区配置車のうちクモハ105-516とクハ105-1は改造後同年5月 - 9月に広島運転所が借入れて旧和歌山色のまま可部線で使用されている。
- ^ 広島運転所の車両は、後年になり半自動・自動の切換えが行われるようになったものもあった。ただし、切換はワンタッチではなく、毎回ドアエンジンの小改造が必要（毎年冬季の前後に実施）で、2007年頃から改造作業が取り止めとなったため現在半自動扱いはない。
- ^ 1は、改造直後に短期間広島運転所に貸し出され、可部線で使用されていた。
- ^ 既述のとおりバス用冷房装置がベースのため全長20mの本形式では能力不足が露呈するようになった。
- ^ JR東日本やJR九州では103系に車椅子スペースと車椅子対応トイレを設置した例があるが、内側に張り出した形状となっている。
- ^ トイレ設置と体質改善工事が完了し、ワンマン運転にも対応していた。山陽本線（糸崎 - 三原間・海田市 - 横川間）・呉線・可部線で運用され、呉線の広 - 三原間の105系使用列車はワンマン運転となっていた
出典
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- ^ “105系ラッピング編成が試運転”. 鉄道ファン. railf.jp鉄道ニュース (交友社). (2012年6月28日)
[続きの解説]
「国鉄105系電車」の続きの解説一覧
- 1 国鉄105系電車とは
- 2 国鉄105系電車の概要
- 3 改造車
- 4 改造
- 5 国鉄分割民営化後の状況
- 6 運用
- 7 塗色
- 8 脚注
固有名詞の分類
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