図示熱効率
供給された燃料がもっているエネルギー量(燃料の量に低発熱量を乗じた値)に対する図示出力(指示出力)の割合。一般のサイクルでは、外部から供給されたエネルギー、すなわち供給された燃料が燃焼することによって生じる全熱量に対する仕事の割合を熱効率というが、内燃機関では、供給された燃料のもつエネルギー量に対する割合をいうのが普通である。なお、燃焼によって発生する熱量と供給燃料のもっているエネルギー量は必ずしも等しくなく(例えば不完全燃焼の場合)、その割合を燃焼効率という。
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