四箇院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 21:02 UTC 版)
伝承によれば、聖徳太子は四天王寺に「四箇院」(しかいん)を設置したという。四箇院とは、敬田院、施薬院、療病院、悲田院の4つである。敬田院は寺院そのものであり、施薬院と療病院は現代の薬草園および薬局・病院に近く、悲田院は病者や身寄りのない老人などのための今日でいう社会福祉施設である。施薬院、療病院、悲田院は少なくとも鎌倉時代には実際に寺内に存在していたことが知られる。 施薬院は、後に聖徳太子が『勝鬘経』を講じた地だとする伝承があり、勝鬘院(愛染堂)が故地と伝えられている。
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