商品価格指数とは? わかりやすく解説

商品価格指数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/12 01:06 UTC 版)

商品価格指数(しょうひんかかくしすう)とは、商品の価格動向を時系列などにより把握するための指標で、目的に応じて1つあるいは2つ以上の商品の価格を一定の方法で計算して算出される。

代表的な商品価格指数

国内

  • 日本銀行国際商品指数

19の商品から構成され、日本の貿易統計における輸入金額に応じた比重(ウウェイト)により平均として算出される。[1]

海外

GSCIはGoldman Sachs Commodity Indexの略。2007年にStandard & Poor'sに移管された。24の商品で構成され、世界における生産金額に応じた比率(ウェイト)により加重平均として算出される。[2]

商品全体の価格動向を測るため1957年にCommodity Research Bureauにより作成された商品価格指数。現在19の商品を対象に計算されている。当初はイコールウェイトであったが2005年に比率が変更されている。[3]

当初のCRB指数を引き継いており、17の商品を同比重(イコールウェイト)で平均を計算し指数としている。[4]

脚注

  1. ^ 「日本銀行国際商品指数(OCI)」の解説” (html). 日本銀行調査統計局 (2013年). 2013年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年12月21日閲覧。
  2. ^ S&P GSCI™構成比率” (html). Goldman Sachs. 2015年12月21日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ THOMSON REUTERS CORE COMMODITY CRB INDEX” (pdf). ファクトシート. Thomson Reuters (2013年). 2015年12月21日閲覧。
  4. ^ THOMSON REUTERS EQUAL WEIGHT CONTINUOUS COMMODITY INDEX (CCI)” (pdf). ファクトシート. Thomson Reuters (2013年). 2015年12月21日閲覧。

商品価格指数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 19:36 UTC 版)

商品市場」の記事における「商品価格指数」の解説

1934年アメリカ労働統計局1940年一般に公開され日次商品価格指数の計算開始した1952年に、労働統計局は、市場経済状況の変化によって最初に影響受けた推定される22敏感な基本商品価格変動測定するスポット市場物価指数発表するようになった。それは事業活動直近の変化1つ初期兆候として利用されている。

※この「商品価格指数」の解説は、「商品市場」の解説の一部です。
「商品価格指数」を含む「商品市場」の記事については、「商品市場」の概要を参照ください。

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