哺乳類の肋骨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 04:06 UTC 版)
哺乳類の肋骨は胸郭に限られており、これにより胸椎と腰椎の定義が可能となっている。ある種のクジラでは9対、ナマケモノでは24対の胸肋が知られているが、一般的なのはヒトを含む大多数の類人猿(オランウータン除く)に見られる12対である。第十一・十二肋骨は肋軟骨が胸骨と関節せず、前腹部が開いた状態をなす。なお、類人猿は腰椎に2対の肋骨を持ち、ヒトも奇形として頸椎や腰椎に肋骨を持つパターンが知られている。
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