含蜜糖とは? わかりやすく解説

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がんみつ‐とう〔‐タウ〕【含蜜糖】

読み方:がんみつとう

砂糖製造で、糖蜜分けずに、砂糖結晶一緒に固めて製品したもの黒砂糖赤砂糖白下(しろした)など。


含蜜糖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/26 02:39 UTC 版)

含蜜糖(がんみつとう)とは、砂糖の製造法による種類のひとつ。分蜜糖と異なり、ミネラルなどを豊富に含む糖蜜を結晶と分離せずに結晶化したもの。

特徴

糖蜜を分離していないためさとうきび原料本来の風味、独特の強い甘味臭ならびに強い甘味が残る。含蜜糖の種類によっても風味が異なる[1]

原料

原料に含まれる不純物がすべて母液の糖蜜に移行してしまうため、根部を処理するテンサイを原料とすることはほとんどない。地上部を処理するサトウキビヤシモロコシ等が原料として使用される。

製法

  1. さとうきび等の原料を圧縮搾汁する。
  2. 石灰で中和させたうえ、洗浄する。
  3. 結晶化させる。近年では真空濃縮をしたうえで結晶化させるようになった。
  4. 仕上げに色と香りを付けるために平鍋で加熱する。

用途

日本特有の砂糖で和菓子に使われることが多かったが、洋菓子やパンなどを作る際にグラニュー糖に置き換えて使うことで特徴的な味わいを出すことができる。

種類

黒砂糖加工黒砂糖、白下糖・赤糖和三盆糖・ソルガム糖、メープルシュガー

脚注

  1. ^ 様々な砂糖の味わい”. 大東製糖株式会社. 2018年6月7日閲覧。

参考文献

  • 『丸善食品総合辞典』丸善株式会社、1998年、262頁。 



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