合掌造(り)とは? わかりやすく解説

がっしょう‐づくり〔ガツシヤウ‐〕【合掌造(り)】

読み方:がっしょうづくり

民家建築様式の一。岐阜県白川郷富山県五箇山(ごかやま)にみられる草葺(くさぶ)き切妻造りあるいは入母屋(いりもや)造りで、巨大な合掌小屋組とするもの。屋根裏3、4階に及び、蚕室などに用いる。

合掌造りの画像

合掌造り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/19 20:49 UTC 版)

合掌造り(がっしょうづくり)は、日本の住宅の建築様式の一つである。急勾配の屋根を持つことがしばしばであるが、現存する合掌造りの屋根は45度から60度まで、傾きにかなりの幅がある[1]。江戸時代中期以降に造られるようになったという。


  1. ^ a b c 世界遺産アカデミー(2005) p.107
  2. ^ a b 日本国政府・文化庁(1994)の「補論 合掌造り家屋の概要」
  3. ^ 宮沢(2005) p.11
  4. ^ 『さがしてみよう日本の形5:民家』改訂2版、2004年、60ページ
  5. ^ a b 宮沢(2005) p.21
  6. ^ 雪で一家四人が圧死 合掌造りの家つぶれる『朝日新聞』1970年(昭和40年)2月12日夕刊 3版 11面
  7. ^ 日本国政府・文化庁(1994)の「3a. 歴史 iii. 産業」
  8. ^ 合掌造り屋根葺き替え 南砺・相倉”. 北国新聞 (2024年6月18日). 2024年6月19日閲覧。


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「合掌造り」の例文・使い方・用例・文例

  • 合掌造りという建築法
  • 合掌造りの家
  • このは合掌造りの家で有名です。
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