各務勝流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/21 04:45 UTC 版)
美濃国各務郡各務郷を本籍地とし、各務郡一の名門である各務勝すぐり流の加賀美氏である。『姓氏家系大辞典』では勝すぐりの姓(かばね)は百済渡来系氏族が多く用いているため、美濃各務氏もそうではないかと考察している。甲斐国中巨摩郡 に移住したため、”各務”や“鏡”という地名が発生したとされる。そしてこの地名はのちに“加賀美”と書かれるようになったといわれる。 平安時代後期に清和源氏武田氏流の加賀美氏が出現したことにより、各務勝流の加賀美氏も清和源氏を称するようになったと考えられる。 『寛政重修諸家譜』はこの氏族を2つ掲載している。家紋は「中太松皮菱ちゅうぶとまつかわびし」「割菱わりびし」「五七梧桐ごしちのきり」「王文字おうもじ」。
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