古生物相
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/01 02:24 UTC 版)
ララミー累層の化石脊椎動物1号は、1873年に コープとアメリカ地質学研究所のヘイデン所長によってアメリカ西部で見つけられた恐竜のものだった。探検のルートは、デンバー盆地の東側のバイジョークリークにかかる現在のララミー累層でコープが標本を採掘したコロラド東部を含んでいた。 コープは記載論文を書かずに三種の恐竜に名前を与えた。キノドン・アルクタトゥス Cinodon arctatus (後にキノドン・アルクタトゥス Cionodon arctatus に変えられる)、ポリオナクス・モルトゥアリウス Polyonax mortuarius、そしてアガタウマス・ミロ Agathaumas milo (後のハドロサウルス・オキシデンタリス Hadrosaurus occidentalis)。これらの標本はアメリカ自然史博物館に所蔵されている。これらの標本は非常に粗末なものだったのでもはや模式標本として有効とは考えられていない。この地層での恐竜の発見は続き、トリケラトプスのほぼ完全な頭骨や恐竜以外の脊椎動物も見つかった。
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